Shino-jiのPalmware日記さんのところで再三取り上げられていたNoteStudio、 Wikiノートということだが、自分のTXにはPsLinkも入れてあるし、あまり気にしていなかったのだが、Windowsにコンパニオンソフトが存在し、(というよりもWindows版が本家でPalm版がコンパニオンということなんだろうが) 日本語もなんとか通る、というエントリーを見たからには一度はトライして見なければ気がすまなくなった。
で、昨日落としてきて、
夜には購入していた(爆) 定価50ドル、PalmGearの2割引セールで10ドルもうけ。 といってみても40ドル財布から消えていったことに変わりはない。
実は決め手になったのはdogMelon社のホームページにあるビデオチュートリアルなのだ。 オーストラリア訛りではあるが、比較的わかりやすい英語で、NoteStudioの操作方法が説明されているのだが、ミスタイプをバックスペースで消すような動作が頻繁にでてきて、手作りの味、非常に親しみやすい。
さらに、GTDのテンプレートの説明まであって、GTDをWikiで使うというのはこういうことか、なるほどなあ、と思った。 このGTDのサンプルBook(NoteStudioではファイルをBookという概念で使用している模様)のマニュアルの中に定型文の入力は TeikeiDAで処理、という記述があり、 これでなぜYahooのGTDグループの中で何度もTeikeiDAに関するエントリーが出てきていたかの謎が解けたような気がする。
表示モードと編集モードを切り替えて使用する様になっており、表示モードではブラウザーのページのような感覚でリンク先の別のページにジャンプするようになっている。 このリンクと、バックリンクの一覧表示、という機能によって、ハイパーテキストを実現しているわけだが、BonsaiなどのOutlinerに比べて表示がすっきりする、という利点があるし、ヒエラルキーでは表現できないようなデータ同士のつながりも自由自在というわけだ(それがWikiなんだといえばそれまでだが)
文字のアトリビュートについてはアンダーラインは問題なくでるが、太文字、イタリックなどが、Japonでは表現されないのは仕方のないところ。
タグが”[” と ”]”になっているが、これはハードコーディングしてあり、他のキャラには変更不能。 そこで気になるのはPsLinkとのバッティングだ。 Pslink側の設定を変えればよい話だが、今までのデータを直すことになる。 でも大丈夫。 表示モードではタグが表示されないので、NoteStudioのBook内のページにちゃんと飛ぶ。 編集モードでは 例えば上の[Memoへのリンク]をダブルタップするとメモ帳の”Memoへのリンク”というページに飛んで行く。 めでたしめでたし。 って、だからどうしたのよ、何かの役に立つの?といわれても、それはもうアイデア次第という事で自分としても定かではないのだ。
ところでWindowsバージョンのほうは、Fontを”MS ゴシック”など、フォント名に日本語の混じったフォントを指定するとアプリケーションが終了できなくなる不具合を発見してしまった。 終了時にオプションをセーブしに行ったときの日本語文字の処理でおかしくなってるような気がする。 Encoding さえ日本語にしておけば、フォントはなんであれ、日本語の表示は行われるので致命的ではないが、まだまだ虫だしが続きそうだ。 早速、Userサポートに登録してチケットを書いてきた。 このあたりのバグレポートを積極的にやっていけば、だんだん洗練されてくる事を期待しよう