Remote Desktop あれこれ

先週、うちの地下室のPCをWindows 7のHomeからプロフェッショナルにアップグレードした。

自分でデザインしたWEBPageを見るために同じパソコン上IE6,IE7などをバーチャルPCとXPモードの組み合わせで走らせられるようにしたかったのが動機だが、このXPモード云々はリモートモードで動いてる。 でSide benefitでリモートアクセスが他のコンピューターからもできるようになった。

このコンピューターからー>このコンピューターを操作するのに必要なツールというのは

Windows 7 homeで走っている書斎のPC -> Windows Professional の地下室のPC: Remote Desktop Connection でOK

Ubuntu Desktop で走っているノートブックパソコン->地下室のPC:  TS Clientという標準プログラムで接続OK

で、興味がわいてやってみたら、

Windows Home -> Ubuntu Desktop  ‘は Windwos7側にTight VNC (Viewer のみ)というフリーソフトをインストールしてOK

ここまではローカルネットワーク内部での話し。

外からアクセスできないかと思って調べていたら、今使っているリンクシスのラウターがDDNSという機能をサポートしているのにルータを買ってから3年目にして気が付いた。 TZOというプロバイダーを通して設定し、 ターゲットコンピューターのIPアドレスをポートフォワードしてすることによって、外部からドメインネームの指定で自分の家のパソコンにたどり着ける。上のリモートデスクトップ機能と組み合わせると外部からのデスクトップへのリモートアクセスが可能になる。 つまり、地下のパソコンに外部からの接続が可能。

と、ここまでは楽しくできたのだが、 会社のオフィスのパソコンからはこの方法が使えない。 会社の マイクロソフトファアフロントというセキュリティソフトがポートをブロックしているために接続が不可能になっているのだ。

で、あらためてネットを見直してみると、リモートアクセス用のプログラムというのが実は色々あるのに気が付いた。

logmein というツールがすぐれものだ、と聞いたが、試してみると、やはり会社のファイアウオールでポート接続が、はねられる。

この中でTeamViewerというプログラムはincoming ports を使用しない、というオプションがあり、office側のクライエントでこれを使うとファイアウオールを超えて通信が可能になった。

自宅のPCにTeamViewer のサーバー設定を前もっておこなっておき、 オフィスのPCからはTeamViewerのクライエントを使うか、ブラウザでTeamViewerのサイトにアクセスし、ここからログインすることによって、自宅のPCの画面を見ることができる。  私用に使うなら無料、というのがうれしい。

ま、繋がったから何か悪いことをやってやろうとか、そういうことではないのですが。TeamViewer は知識としてしまっておくくらいにしておいて、 役にたつかなあ、と思うのはDDNSを使った外部からのコンピューターアクセス。 Web Cam とリモートデスクトップを組み合わせれば旅行先から自分の家の中をモニターする、なんてことができそうだ。 このDDNSサービス、最初の30日は無料だが、あとは有料。 値段はmyname.linksysnet.comというdomain name なら年間25ドル。 自分のドメインを使いたければ50ドルだ。 PCにアパッチやIISなどのサーバー設定をしておけば、自宅でWeb Site のホストができるようになる。 プロバイダーのTZOも簡単に設定できるサーバーソフトを提供しているようだ。

http://myname.linksysnet.com で自宅のPC上で運営するWeb siteにアクセスし、 リモートデスクトップで接続先をmyname.linksys.net と入力すると自宅のPCのデスクトップを使える、という感じか。

Windows Share をLinux (ubuntu)側から(常時)みれらるようにする方法

Windows Share をLinux (ubuntu)側から(常時)みれらるようにする方法

Windows側からLinux Server 側のファイルを見る方法、というのはいくらでも方法が書いてあるのだが、その逆をやろうとするとあまり無い、いや、あるのだけれど、あっちに少し、こっちに少し。
というわけで。
Ubuntu Wikiに書いてあったのでそれをもとにやってみた。 ターゲットはUbuntu 10.4

Windows のファイルシステムを読み書きするためのsmbfsは導入済みと思ったが念のために

$ sudo apt-get install smbfs

案の定、何もアップデートされなかった。

次に、etc/hosts に以下の 一行を追加

192.168.1.99 mybooklive

セールのときにうっかり購入してしまった、1テラバイトのネットワークHDを前もって固定アドレスで設定済み

ローカルファイルシステムに取り込むために /media にフォルダーを追加

$ sudo mkdir /media/Public

Public Share は パスワードがついてない。 誰でもアクセスできる

etc/fstab ファイルに以下を追加

//mybooklive/Public /media/Public cifs guest,uid=1000,iocharset=utf8,codepage=unicode,unicode 0 0

で、ファイルシステムをマウントしなおす。

$ sudo mount -a

これで/media/Public 経由で 1テラバイトがアクセスできるようになった。

ちなみにパスワードが必要な場合のアクセスは

//servername/sharename /media/mountname cifs username=myusername,password=mypassword 0 0

とすれば、よいのだが etc/fstab は誰でも読めてしまう、ということで、 別ファイルを参照する方法が推奨されている

//servername/sharename /media/mountname cifs exec,credentials=/etc/cifspw 0 0

これで password file cifspw を作るわけだが、中身は
userid=ここにログインネーム
password=ここにパスワード

だけを記入しておく

ファイルをのぞき見されないようにプロテクト

$ sudo chmod 600 /etc/cifspw

やっぱり最後は

$sudo mount -a