TapSmart KeyLink

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結局10日くらい使ってみて陥落。 

とにかく、PCに向かって仕事をしている間、 Palmの表示をPC画面に常駐させておくのがこんなに便利とは思わなかった。

従来ならば、席に座っているときでも、何か考え付いたときにはPalmを取ってスタイラス入力していたのだが、この作業、パソコンのキーボードでできるようになってしまった。 しかも言わずもがなだが、画面上ではキーボードは必要ないので、320×480の状態でどんどん入力できる。

もうひとつ、WindowsのクリップボードからPalmのテキストフィールドへのペースト、 そして、PalmのクリップボードからWindowsアプリケーションへの流し込みができるというのも大きい。 (ただし英語のみ。 日本語は不可) 

もともとキーボード入力との相性が良いptoolsetで支援マクロを少し作成すれば、キーボード操作だけで、テキストの選択コピーなどの操作が可能になるし、 マウスを動かしてPalm画面をタップするのも違和感がない。 できないのはTap and Holdで、例えばNoteStudioの場合はこの操作でバックリンクを表示するようになっているから、最初困ったが、メニュー項目でも同じことができるのでマウスで選べばよい話。さらにKeyLinkのマクロ機能を使ってFキーをコマンドキーに割り当て、コマンドキーショートカット(コマンドA)でもバックリンクを表示するので、2ストロークのキータイプで代用できるとなればそれほど不便でもない。

しかも画面の大きさがほぼ2倍。 この老眼でもTinyFontが読めるわい!

というわけで、 一日の大半をデスクワークですごす自分としてはきわめてコストパーフォマンスの高い買い物になった。 

めでたし。

ん、ラップトップとの組み合わせでも良いわけで、typeUとの併用なんてのもありかな? コストパーフォマンスはえらく低くなりそうだが。

ガレージの掃除をしていて、指を切ったらしく、血がにじんできたので、 はやく乾くようにと、手をあげて振っていたら、前の通りを散歩していた隣の中国人の奥さんが手を振ってくれた。

この界隈は平和だなあ。

Quote of the day

DateBk6でプラグインが使えるようになって、 現在5つくらいモジュールがでているみたいなのだが、 そのうちのひとつに”QOD=Quote of the day=今日の格言” というのがある。 モジュールをインストールしたら、 格言のファイルはメモ帳の1ページを使って記入することになっているのだが、 

ページのタイトル(1行目)を Today View Quotes

とし、次の行から

#1 棚から牡丹餅

#2 花より団子

#3 …..

などと書いていくと、Today View に日替わりで表示されるという仕組みで、番号順に表示するか、ランダムに表示するか、1行表示か2行表示か、などはオプションで指定できるようになっている。

格言集を入力する手間が面倒で、とりあえず、同梱されてきた英語のファイルを使っている。

で、 そのなかの”格言”のひとつに

Remember that 50% of all people have below-average intelligence.

世の中の人間の半分は知性が平均以下だということを忘れるな。

というのがあって、 なんだか非常に新鮮だった。 「このファイルは最初の3つをのぞいて後はアインシュタインの言った言葉だ」となっているが、 上の”格言”は、どうもCESDさんの言葉らしい。 

昔恩師と慕った人に「皆がみな、お前と同じくらい頭が良いとは思うな。」と言われたことがあって、 また別の時には「皆がみな、お前と同じくらい頭が悪いとは思うな。」とも言われたことがあって、それぞれ状況的に得心のいく説教だったのを思い出した。

CESDさんもユーザーサポートをしていくなかで、「堪忍してよ」というような気持ちになることがあるのだろうなあ。

昨日のエントリー…

リモートアクセスのアプリについてはGtdPalmのユーザーグループで紹介のあったものをそのまま流用させてもらった。 

もともとの発端は例の2大アプリを比較したとき、DateBk5/6のほうにはデスクトップ版がない、という話題からの展開で、 デスクトップ版などいらない、 PDAをPC画面上で使えるようにすれば良いだけの話だ、ということで、アプリが三つ紹介されていた。

昨日の最初のスクリーンショットはPDAReachという製品で、これは各デバイス用のスキンが用意されているなど、見栄えからすると一番だ。PCのシステムトレーに常駐し、PDAをUSBに接続して、PDA側のアプリを起動すると接続される。  二つ目のスクリーンショットはKeyLinkのもので、これはUSB接続の他にネットワーク接続も可能なので、Wifiを通して動かすことができる。ただしPC側のホストはマニュアル起動だ。 試さなかった3つめのアプリはlapLink(おーなつかしい)のもので、 これはOnline Manualを読んだ限りでは他の二つのアプリでできないことはない、という感じだったので、ダウンロードしなかった。 自分として一番の関心事は、PC側のPDA画面の表示で日本語が表示されるか、というものだったのだが、これは両方ともOKだった。画面をビットマップ表示しているので、言語を選ばないようだ。 ただし、日本語入力となると、話は若干めんどうくさくなる。 両方のアプリケーションともPC側のクリップボードのテキストをPDA側にペーストする機能がついているのだが、これでの日本語入力は文字化けする。 よって、PC上のアプリから日本語交じりのテキストを直接コピーペーストすることはできない。(英文ならできる)。

そこで、日本語の入力はPDA側の日本語入力システム(POBox, J-OS IME, Atokなど)を起動し、PCのキーボードからローマ字入力する方法に限られることになる。 ここで使い勝手に差がでてくる。

KeyLinkのほうはキーボードマクロを設定することができるようになっていて、これでPDAの任意のアプリケーションの起動とか、ハードボタン、シルクボタンのタップなどのエミュレートができるようになっている。 さらにモディファイヤー付でキーコードを指定することが可能なので、例えば modifier=8, Keycode=283などをF1キーに設定してやると、F1キーを押すことによって、PoBoxが起動する。

PDAReachのほうも、PC上のキーの一部が特定のキーに割り当てられているが、カスタマイズができないところが弱み。 ただし、こちらはこちらでホットシンクなしに、データベースを転送できるなどの付加機能がついているし、ホットシンク自体もキーボード一発ではじめられる。 Keylinkのほうは、動作中はホットシンクはできない。

KeyLink は $30

PDAReachは$24

自分としては、Wifi接続できること、キーボードのカスタマイズができること、それに画面右上のドロップダウンからどんなアプリケーションにでもランチャーを介さずアクセスできる、という点からKeyLink持ちである。

 ただ、アプリケーションのデモをPCでやるにはPDAReachのほうが断然良いだろう。 見栄えがぜんぜん違う。

試用期間はそれぞれ14日。 2週間買わずに我慢できるか?

こんな入力方法もある。

はて、これはいったいなんでしょう。

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答えは以下からの三択

[1] http://www.mobilityware.com/KeyLink/KeyLinkProduct.htm

[2] http://www.junefabrics.com/pdareach/index.php

[3] http://www.laplink.com/products/controller/overview.asp

ちなみに英語の文意に反して日本語も入力できている。 PCのキーボードからPOBOXというのもシュールでんな。

もう一丁

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こちらはWifi接続中

myKbd用日本語入力レイアウトへの挑戦

ずいぶん長いタイトルがついてしまったが、 myKbd用にQuongレイアウトを開発した人とふとしたことでメイルのやり取りをするようになったんだが、当人いわく、「自分の作成したレイアウト作成のアルゴリズムが日本語入力でも効果があるか興味があるんだけど」 という話になった。 効果があれば、日本語入力に適したキーボードレイアウトが解明できるはず。 英文のほうではquongレイアウトの優秀さは身をもって知っているが、日本語入力の最適レイアウトが同じアプローチでできるかどうかは自分には良くわからない。

問題は解析に使うために、かなりの量の日本語のテキストが必要だということなんだが、漢字交じりでは駄目だ。 ローマ字の日本語の文書がどこかにあるという期待もあんまりできないのだが、 「ひらがなのデータならなんとかなる。」 という。

そこで、このブロックを見ていただいている皆様(いるのかな)に質問します。 どこかに大量のひらがなとカタカナだけの日本語文章が拾えるところってありませんかね。

追記: こんなサイトを見つけた。 探せばあるもんである。 あとは、誰でも納得するまともな日本語が書いてあるサイトを探すだけかな。

どうも、今年のミシガンは雨が良く降る。 これも異常気象のあらわれだろうか。  そんなわけで、 いすゞのロデオ(日本ではBigHornだと思う)に自転車のキャリヤーを積んだは良いが、 家族の週末のサイクリングはまだ1回しか行けてない。 本当は今は暑すぎず寒すぎず、サイクリングには絶好の機会なのだが。

自転車を3台、車に積んでいくというのは結構大変だ。 自分のは20年くらい前に買ったロードレーサー (斜めに鉄道線路を横切ると滑って転ぶ) 女房のは15年前に買ったスポーティバイク。 息子のはサスペンション付のマウンテンタイプ。 20年前はサスペンション付のバイクなんて冗談だろ、と馬鹿にしていたのだが、 今はあちらのほうがお尻にやさしそうだなあ。と思う。あ、それとバイクというのは英語では自転車の意味ですね。 それにしても20年前のタイヤがまだ使えているというのも、いかに乗らないかの証明か。 これを全部つむのに、 屋根にレール式のYakimaのキャリヤーをワンセットで一台、 後ろのスペアタイヤにマウントする方式のハンガー式キャリアーに2台マウントして、高速道路を飛ばして、ミシガンのあちこちにバイクトレイルを求めて走りまわるはずなのだが、 去年、最初の休日では、当日の朝にペットのかごを持ち上げてぎっくり腰になったのだ。 コルセットで腰を縛って車を運転し、 女房、子供を出発点で降ろして、 到着点まで車で移動して、折りたたみ式のキャンバス地の椅子を広げて座ったら、そのままたてなくなって、じっと待っていた、 という苦い経験を持つ。 

で、今年はまだ1回、 20マイル(32キロ!)くらいしか走っていない。 ミシガンのバイクトレイルは一般的に高低差がほとんどないので、非常に楽なんである。 同じ20マイルでも以前住んでいたバージニアの山の中を走るとほぼ死に体になる。 昔ひーこら言いながら登っていたら、 女子高生と思われるサイクラーが「はーい」「バーイ」と横を駆け抜けていった。 同じ人間には見えなかった。

今回はBay Cityという五大湖沿いの町に行ったのだが、橋を渡る途中で、スピード配分を考えよと女房から文句が出て口げんかになっているうちに、警報が鳴り響きだした。 よく見ると跳ね橋なのである。 はやくいくべえと、漕ぎ出したが、 橋のふもとの信号機が下りて行く手をふさがれてしまった。 そこでたちどまり、後ろを眺めると、たったさっきまで停車してけんかをしていた場所がどんどんせりあがっていって、垂直に立ってしまった。  どこかで見ている人があげ下げをしているんだろうが、なかなかスリリングであった。  市がメンテしているというバイクトレイルは快適で、息子はCatEyeの速度計を見ながら「30キロ出たー!」と喜んでおった。 マウンテンバイクでそんなに出すなよ。

MyKbd 1.41

そもそも自分の場合、MyKbd は MySkin からの移行、MySkin は、シルクエリアのスキンを換装できるということのほかに、TXで無くなってしまったステータスバーのホームアイコンを復活させることのために購入したのだが、 1srcのスレで、「お好み(Favorites)のアプリケーションのリストは何項目まで有効なのか」というような議論が出ている。 「お好みなんてmykbdにあったっけ」と思って、もう一度メニューを眺めてみたら”Favorites”というメニュー項目があった。 で、これを選ぶと出てくる画面で、お好みのアプリケーションを選んでリストが作れるようになっている。

で、問題はこのお好みアプリのリストがどこにでてくるかと言うことなんだが、

何のことはない。 履歴リストの上に太字のリストで追加されるのだ。 この履歴リストはOSの仕様をそのまま使ったものではなく、拡張してあったのだ。 しかも履歴リストに載ると、お好みから外れるようになっているので履歴によって、リストの長さが変化したりする。 それと、Prussさんの説明でわかったのだが、ハードボタンに割り当ててあるアプリについては履歴リストに追加されないようになっている。 んー、これはOSの仕様かな?元に戻して確かめる気力もないのでわからないのだ。

バージョン1.41では総数を15項目以上になるようなリストの追加(例えば10項目を一度に追加するような)を行うとリセットしてしまうらしいので、 おっつけ 1.42がリリースされることでしょうが、hi-Launcherも使っている自分としては、ここに表示したいお好みリストはせいぜい5項目くらいなので、十分に役にたっております。

MyKbd 1.4

MyKbd とMySkinがバージョンアップした。 Mykbdに関していえば、アップデートの目玉はキーボードのスライド入力の途中のスペース入力は無視されるオプションがついた、ということくらいで、これで例えばQuangzキーボードではDateという単語、Atomik レイアウトではLetsなどが、ワンストロークで入力できるようになる。入力の最初と最後のスペースは従来どおり認識される。Quangzではis<スペース> とか as<スペース> とかは今まで通り認識されるわけだ。 MyKbdは使っているうちに、ワンスライド、つまり一文字で入力できる単語を発見したりして楽しい。 例えばQuangzレイアウトではThe なんてのはもちろんのこと、Diningなどというのが一文字入力だ。

myKbdはインストーラーによる導入になっていて、hotsyncした直後にインストーラーが立ち上がりセットアップされるのだが、そのときにreadmeで新規バージョンの情報がでてくる。これで何がアップデートされたのかがわかるようになっているのだが、1.4の情報の下の1.3のお知らせでハードキーのマクロ設定が長押しでも可能になりました、とある。 で、シルクエリアのキートップのマクロ設定というのは知っていたがハードキーにもマクロ設定ができると言うこと自体見逃していた(笑) しかもハードキーのマクロ設定はmyKbdでもMySkinでも仕様期限後でも使える、とある。 この部分、フリーウエア扱いらしい。

このマクロ、アプリケーションによって、オン・オフが切り替えられる、とある。 ちなみにpToolsetではハードキー1(HOME)の長押しが指定できないのだが、  Mykbdなら指定できる。 さらにMykbdとptoolsetでそれぞれのハードキーを指定してやると、myKbdで設定したほうが実行され、ptoolset側の設定は無視される。  そこで、Hardキー1番のプレスにLifeBalanceを指定し、ただし、有効アプリケーションのリストでLifeBalance実行時には無効とし、ptoolset側のハードキー1番のプレスにNoteStudioを指定してやって、ホームキーをプレスするごとに二つのアプリケーションが切り替わるように設定してとりあえず喜んでみたが、さて実際にはどういう使い方をしようかな。

フリーウエアのCurrency が、いつのまにか4.0にアップデートされていた。 今回のアップデートで、為替レートをインターネットから直接ダウンロードできるメニューが追加された。 Wifi接続できるTXではこれで母艦とHotsyncすることなしに為替のアップデートがWifi接続の可能なところならどこでもできるようになったのだが、思うにHotsyncのConduitの設定方法が結構面倒で、このあたりが一般ユーザーのネックになってるんじゃないかと前から思っていたのだが、これで誰でも使えるアプリに変身した。 ちなみに毎日更新される為替レートのデータベースのダウンロードは2秒もかからない。 それにしてもなんだ,この日本円の弱さは。

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