Palm から届いていたPalm Centroのプリオーダーオファー
なんだこれ? あわててインターネット検索
新規契約で99ドル、320x320、フルキーボード
Palm OS5 (おいおい)
Palm TXでも十分なんだが……これは堕ちるかも
あ、でも画面も680よりも小型になったと書いてある。
老眼にはきついか。
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Palm TXでも十分なんだが……これは堕ちるかも
あ、でも画面も680よりも小型になったと書いてある。
老眼にはきついか。
近頃のアメリカのコミック(お笑い)は一人で漫談というのがパターンだけど、昔はアボットとコステロのような日本で言えば漫才コンビ、とでもいうようなスタイルがあったようで、 そのアボットとコステロの代表作がこの”Who’s on first”
セントルイスの野球選手のニックネームがすごくユニークで一塁手がWho、二塁手がWhat、三塁手がI don’t know という出だしから二人の間の話がつながらなくなってくる、というもの。 日本語に直しておかしさが伝わるかは判らないがこんな感じ
「誰が一塁手だって」
「誰」
「だから誰だって?」
「その通り」
「聞いてるんだけど」
「だから誰だって言っている」
「何を言っているんだ?」
「彼は二塁手」…
.
.
.
「ピッチャの名前を教えろ」「あした」
これをはじめて目にしたのはOh Pascal!というプログラミング言語の入門・参考書だ。 著者はPascalとかProgrammingというようなタイトルをつけると、他の参考書の間に入ってしまって、本屋で目立たないだろう、ということから、Pのひとつ前のOから始まるタイトル、つまり他のパスカルの参考書のトップに並べてもらうためにこのタイトルを考え付いたそうで、それぞれの章の冒頭にスタートレックの話しだとか上記のような話題をあげ、そこからプログラムの話につなげて行く構成になっていた。 自分はこれで構造化プログラムの作法を覚えた。
Oh Pascal!に書いてあったのはこのルーチンの最初の出だしのみ。 どうしても全部聞きたくなった 20年くらい前のことだからインターネットはまだ発達していなくて、通販のカタログで往年のラジオ番組を録音したカセットオーディオテープを探しだして注文した覚えがある。
時代は変わって今は YouTubeで ”Who’s on First” “Abbot and Costello”のキーワード検索をすると即座に動画で見ることができるようになった。
息子に見せたらけらけら笑っている。 このおかしさは世代を超えて判るみたいだ。
テキスト版もこちらにあった。
今朝、NPR (National Public Radio)を聞いていたら うじ虫(maggot) で糖尿病患者などの傷口を治療するというストーリーをやっていた。 壊死した部分だけ食べるので回復が早いそうだ。 そんなのありかい、と思って調べたら日本でも知られているみたいだ。
患者よりも医者が気持ち悪がるケースがあるとか。(患者には見えないが医者がうじ虫を傷口においたり、生理食塩水で洗い流してやらなければならない)
HP-35Sを弄ぶ日々が続くわけだが….
HPの電卓にはEquation Solver というのがついている。 実は電卓ではないが、あのHP-200LXにも実装されていた。
単純に言うと 多変数の数式を入れておいて、求めたい変数を指定してやれば、機械が他の変数の値を聞いてくる。 これに順次答えてあげると解がでてくる、というもの。
例えば V=IRという数式を記憶させておいて、Enterを押すとIとRの値を聞いてくる。ところが同じ数式を表示させておいて Solve I と入力すると今度はVとRの値を聞いてきてIの値を計算する、という按配。そんなもん、数式で覚えさせるより直接計算したほうが速い、 というなかれ。 たしかにオームの法則くらいなら、ごもっともだが、じゃあこんなのはどうだ。
D=ST+1/2gT^2
一回これを入力しておけば、求めたい変数が距離であろうが初速であろうが所要時間でであろうが、月の上の出来事であろうが、他の変数の値を入れるだけで求まるのだ。各レジスターはそれぞれの値を覚えているから繰り返し試算するにも便利。
HP-35Sは科学技術用の計算機だから財務的な関数は組み込まれていないが、Equation として覚えさせておけば、利息計算とかも簡単にできる仕組みになっている。 ここまではHP-33Sでも実装していたのだが、HP-35Sではさらに2元連立方程式と3元連立方程式のSolverが組み込みで追加されているのを発見した(オーバーな)
2元連立方程式
aX+bY=c
dX+eY=f
a,b,c,d,e,fと入力してやればXとYが求まる。
3元連立方程式
aX+bY+cZ=d
eX+fY+gZ=h
iX+jY+kZ=l
a…l まで入力するとX,Y,Zが求まる。
というわけでプログラミングの心得がなくても十分使える電卓である。 単位変換とかパーセント計算など、普通に必要な機能はすぐに使えるようにキートップに割り付けてあるところが昔の気取ったHP電卓とは違うところ。(これはHP-33Sも同様だった)
学生時代にこんな計算機があればよかったが 自分が大学生のころは計算機といえば卓上型のタイガーの手回しだ。そこで技術系の学生はたいてい、ヘンミの竹製計算尺(技術者用)を持ち歩いていたのであった。 と、ここまで書いて計算尺と筆算で積分計算させられたことを思い出した。 HP-35Sでは上記のように入力した数式をそのまま積算できる機能もついている。 んー、どこかに使えないかと考えてみたが、いまの仕事ではそんな需要は皆無なのであった。(手段と目的が逆転してる(笑))
さて、HP-33Sのフェースリフトかと思って購入したHP-35Sであるが、 少し進化しているようである。 ようである、というのは、まだ分厚いマニュアルの全部に目を通しているわけではないのだが、 最初の方に出てくるスタックの説明を見ると、33Sでは実数しか入らなかったスタックに2次元データはおろか、3次元ベクターのデータまでもが入るようになっている。 まあ単純にスタックのスペースが3倍になってます、といえばそれまでだが、33Sではスタックを2個づつ使って2元データを格納していたことに比べると進歩である。 35Sの流れというのは41-> 42-> 32s->32S II -> 33S -> 35S という感じで、スタックは昔ながらのX,Y,Z,Tの4つしかない。
これに対し、 いわゆるRPLを実装する 28C/S -> 48SX/GX ->49G -> 50gの流れのグラフィック系はスタックが無限大に取れるし、使えるデータタイプも多い。
でも正直言って、28Cを買った20年前から感じていたのだが自分には使いきれない(必要ない)機能満載なのであった。
というわけで、今一番手ごろな値段のHPらしい計算機というと 35Sということになる。(とは言っても60ドル近くするのである)
HPは数年前まではXpanderという、見た目PDAか携帯か、というような計算機を開発していたのだが、それも中止してしまって、本当にもう撤退するのかと思っていたのだが、まだなんとか老舗の意地でつくっているようである。 昔のHPの計算機はキートップが(金太郎飴のような)2体成形で、どんなにすりへっても数字や記号はかすれないようにできていた。今は印刷技術が進歩して簡単にかすれないようになっているはずだから、完全な過剰品質であるが、そういうこだわりがHPの計算機をささせていたような気がする。
ところで最近CasioがClassPadという、それこそExpanderができていたならこんな感じか、というような計算機を出しているのを知った。
思えば自分の最初の計算機はFx-15なのであったが、HPと違って今も気を吐いているなあ。というわけで、昔なつかしの画像をどうぞ
電卓にRPN方式というのがある。 これはHPの計算機に特有の方式だが、なれるととても便利で普通の計算機が使えないようになる。
RPNというのはReverse Polish Notation(逆ポーランド記法)の略である。 逆、とつくぐらいだからポーランド記法というのがあって、それは 例えば 4+5を +(4,5)というように記述する。 つまり関数を一番前に持ってくる。 これを逆にした、すなわち (4,5)+がRPNになるので、普通の計算機だと[4][+][5][=] という入力になるところ RPNの計算機では [4][Enter][5][+]というような計算の仕方になる。 日本語で言えば ”4 足す 5 は” と言う所、 ”4に5を足して” と言い方になっているのだ。 結果、 三角関数など、加減乗除を含むすべての関数表記の方法が”最初に値を入れ、次に関数を指定する”という方式で統一されることになる。
なんでこんなことをしているか、というと、最初は多分このほうが計算機が作りやすかったんじゃないかと思うんだが、 これとスタックという概念を組み合わせると、括弧付き計算で、括弧を入力する必要がなくなるのだ。 たとえば (4+50)/9+12*3 という計算を RPNでやると、
[4][Enter][5][0][+][9][/][1][2][Enter][3][*][+] となる。
トータル13ストローク。
括弧機能つきの普通の計算機だと
[(][4][+]{5][0][)][/][9][+][(][1][2][*][3][)][=] となり、
トータル16ストロークって、だからなんなのよ、といわれればそれまでだが、
とにかく一度RPNを覚えてしまうと、なかなか普通の計算機には戻れないのだ。
しかるに近頃HPは計算機の分野ではあまり芳しくない。 シェアが昔に比べておちているのはあきらかで、 今はどこに行ってもTexas Instruments, Casio などの計算機がのさばっている。 たまにhPの計算機を見かけるが、近頃の風潮に迎合してなんと安価なモデルはRPN方式ではなく、まったく普通の計算機。
それでも数年前にHP 33Sというのを見つけて購入したのだが、 キークリック感はかなりよいものの、デザインがクリンゴン。 2.22と打つと、小数点が見えない、という難点もあり、 さらにHPの看板であった、数字パッドの左上に配置された大きな[Enter]キーが右下に移動され、その大きさも普通の数字キーと同じになってしまっていた。 正直言って他人に見せたくない計算機なのであった。
一応Palm で動くRPNの計算機はHP計算機のエミュレータを含めてワンサとあるので、問題はないのだが、 専用機のキークリック感というのはなかなか捨てがたい。
たまたまサイトを見ていたら HP 35S という記述に出くわした。 33Sのフェースリフトのようだが、今年の夏発売。 なんと昔のHPの計算機を彷彿とさせるデザインに仕上がっている。 これはもう買うしかないね、 とHPのサイトから購入。 本日無事到着
写真でみるだけではどんなものか少し不安があったのだが、現物を見て安心。 中国製ではあるけれど、これなら机の上においておいても尊敬されそう(笑)
Windows上でEvernoteという、なんでも書き留める式のアプリを使っているのだが、これが便利なんである。 メモとかクリップとか、ファイルのリンクだとか、なんでもかんでもいっしょくたに入力しておき、あとはキーワード検索だけで一覧がでてきて、あっというまに目指したメモにたどりつける。 しかもOutlookのプラグインがあるので、Outlookのフォルダーのひとつとして扱うことができる。 だたし、欠点として日本語の直接入力ができない、というのがあった。 使い始めた当初、サポートにメールをしたらコントロールクリックでノートタイプを選ぶとRichTextが選べるようになる、という裏技を教えてもらい、これで日本語テクストの入力はできるようになったものの、 Rich Textのノートにはイメージを貼り付けることができない、などの不備は残っていた。
今朝、メールのインボックスにサポートからメールが届いており、 CJKバージョンのテストコードのダウンロードを開始したので試してみてください、とある。 以前文句を言った人に対してダウンロードアドレスを記したお知らせのメールが送られたらしい。 このテストコードはEvernote portableになっており、 メモリースティックに導入するタイプのものだが、 扱うデータファイルは同じフォーマットを使っているようで、従来のメモファイルもそのまま読み込むことができる。 Evernote Plusに比べると機能は少ないのだが、日本語入力のテストにはこれで十分、という判断なのだろう。
早速ダウンロードして使ってみる。 なるほど何も細工をしなくても日本語が入力できるわい。 少し使いこなしてみて、不満があればサポートにフィードバックすればよいのだな。 うん、 いつのまにかベータテスターにされてしまっている。(笑)