POBOXの日英入力モード切替

myKbdに割り付けたマクロでは こうなる。

<Keycode 283 0 8><keycode 265 0 8><tap Done>

同じ事をpToolsetのpScriptでやると

pScript_XX {SwitchFEP:: /p0x0008011b /xk /&control[@@Done@@]}

本来ならば最初のキーコード、または/p トークンだけでよいはずなのだが、それだけではなぜかグラフィティインディケーターが更新されないのでOn Screen Keyboardを呼び出して[Done]をタップするという動作で強制更新させている。 最初は画面反転を2回だとか、DIAの展開・格納を2回だとかやってみたが、上のコードが見た目に一番騒がしくない。

 Hotsyncできない

オフィスのPCを起動しようとしたら青色画面になってしまって起動できない。 ITサービスに来てもらってハードディスク交換となった。  ITサービス曰く IBMのPCはいずれハードディスクが故障する そうな。  だからというわけではないだろうがハードディスクは前のパネルがティルトして簡単にスライドアウトするようになっていて交換がえらい簡単にできる。 フーンと感心した。 データはすべてネットワークにセーブするようにしているし、ITサービスのほうですでにWindows XPとMS officeなど必要なソフトを導入済みのハードディスクをもってきたので、仕事にさしさわりはないのだが、 Palmデスクトップのプログラムだけは導入しなおさなければならない。

ところがPalm Desktopを導入しなおして クレードルにTXを差し込んだら瞬時にTXにソフトリセットがかかるようになってしまった。 何度やっても同じこと。 Windows XPの画面上で デバイスドライバーツリーを開いてみていると、Windows側でUSBのドライバーを設定しにいった瞬間にPalm側にリセットがかかっている。 

DESKTOPを一度削除して、 念のためにREGEDITでレジストリーのPalmエントリーとUS Roboticsのエントリーも削除し、(通常のアプリケーション削除ではレジストリーまでは削除されないみたいだ) 再起動して 導入しなおしたら普通にhotsyncできるようになった。 原因は不明のまま。 

mykbd

Alex Pruss のユーティリティプログラムの紹介をもう一つ。  以前から入力にはTextWareのFitalyを使っていて、作者のほうではPalmの開発は終了しTXのサポートもしてくれないということで、PrussさんのmySkinを経由して何とか使えているものの、代替の入力はないかと色々探していた。 以前Messagease(MES)のことを書いたが、確かに入力のターゲットが大きく、数字とか記号を入れるには便利だが文字によって、タップしたりドラッグしたりの(つまり文字によって入力ルールが異なる)入力方法にはどうもなじめず、またトライアルの結果、入力スピードもFitalyには適わない、ということが判ってきたので、またFitalyに戻していた。 

最近PrussさんががmySkinの上位互換ソフトでmyKbdというのを提供しているのを見つけた。

f:id:A2-living:20060513123522j:image これはキーボードの部分をカスタマイズできるプログラムなのだが、目玉でついてくるのはAtomikという蜂の巣状のキートップをアレンジしたキーボード。 四角いキートップだと、四角の四隅がスタイラスで打つ場合のデッドエリアになるので、六角形にしたほうがキーの密度を上げられるだろう、という思想で作ってあるのだが、レイアウトはIBMのリサーチャーがコンピューター解析で決定したそうで、英語で打つ場合のTheとかCanは、スタイラスをぐりぐりとスライドさせるだけで大丈夫なレイアウトになっている。実験によればFitalyよりも10パーセントほど入力スピードが速くなる、ということだが、個人差があるだろうし、Fitalyは各キートップに8つまでのマクロを定義できるところや、スライドで10個くらいのアプリの履歴を表示させることができるなど、MESやmyKbdにはない特色があるわけで、どちらが性にあっているかは使って見なければわからない。 AtomikはKeyBorad入力画面の置き換えで、、Fitalyは3セル入力画面の置き換え。これを共存させることができちゃうのがmyKbdのすごいところだ。 試用期間が2週間あるのでじっくりトライしてみましょう。

ついでに言うと2週間たって試用期間が過ぎても設定を変更することができなくなるだけでmyKbdの機能が使えなくなるわけではない。 だからTXのコントロールバーの検索アイコンをHomeアイコンに変えたいとか、そのかわりMenuアイコンの長押しで検索マドが出るようにしたいとか、子供の写真を2セル入力画面の背景に貼り付けたい、その後は変更の必要なし、などとだけ思っている人はレジストしなくても使い続けることができる。 PrussさんによればFree Versionへのグレードダウンだそうな。

Off Flush

1src.comを眺めていたらoff flushというユーティティに言及している書き込みがあった。 コンテクストで類推するに、DBCacheToolと同じようにキャッシュをクリア(フラッシュ)するユーティティらしいが、 このプログラムの起動タイミングは電源OFFをトリガーとしている。 つまり電源遮断のシグナルを受けるとキャッシュのクリアを開始する。電源OFFしてポケットに入れてもPalm TXはしばらく動作を続けメモリクリアが終わったら消灯するというしかけ。 なるほど、これならDBcacheToolのようにアプリケーションの切り替え中にクリアが始まって長い間待たなければならないという事態は防げる。

が、このユーティリティ、Life Driveでは問題があるということらしくて作者のAlex Prussは配布をやめている。 1srcのFree Download セクションにユーザーがアップしたバージョンがあったので、早速落としてきて使ってみた。 (1srcのユーザー登録が必要)

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電源offごとにキャッシュをクリアするというのは以外とつぼを押さえたアプローチのようで、普通に使っている限りアプリの切り替えにまったくストレスを感じない。 BlazerとかNetFrontなどの大物アプリの起動が瞬時というのはなかなかいい気分だ。 ただはじめて起動したときにはびっくりした。プログレスバーの変わりに画面の上から徐々に反転していくのが見ようによっては暴走したかと思うわけで、最初に見たときには思わずピンリセットしてしまいました。 と言うわけで、我がTXへの常駐決定。

これでTXのメモリ関係のユーティリティは Uncache,UDMH, Off Flushと、だんだん複雑になってきた。

1 T5 以後に修正されている最新版ではCalcはきちんと作動する。理由は単純で、T5,TXでは計算機のクリエータIDがCalcからSciCに変更になっているのに対応したため。

Palm はOS5になってから、Status Bar というのが登場したが、TXではHomeアイコンのあるべきところにFindアイコンが割り付けられた。 これをHome アイコンに戻すユーティリティーは無料のものを含めていくつかあるが、 自分の場合はVirtual Grafiti部分のテーマを描画できるmySkinにこの機能が実装されているのでそれを使っている。

f:id:A2-living:20060509110453j:image これが f:id:A2-living:20060509110546j:image こうなる。

このmySkinは便利なユーティリティで、これのおかげで本来はTX上ではサポートされていないはずのfitaly Virtual が、Calcが起動しない、というminorな問題を除けば*1、ちゃんと動くようになったりするのだ。 このプログラムをリリースしているのはPrussという人だが、彼とDmitryGRの二人がこの手のUtilityを作るPalm Programmersの中では今が旬と言えようか。 Update も早いし問題に対する対応も迅速だ。

Dmitry Grinbergのほうの代表作はやっぱりUDMHだろう。 このプログラムの効果で、TXでは走らないはずのPower48によるHP49のエミュレーションもこのとおり。

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 Cut the Cheese

アメリカに何年住んでいようが、覚える必要の無い英語というものがある。 個人的には4文字言葉は一切必要ないと思っているし、 仕事に使わなければ、国際結婚していなければ覚えたくても覚えない表現はあるわけで…

子供のほうは学校に行っている日中はづっと英語漬けだし、生活英語もどんどんはいってくるので、上記のような表現も「とっくに知っている」わけで、 それを家庭内でぽろっというと、両親とも「なにそれ」ということになるのだ。

さすがに調べてみるとオンラインの英辞朗には載っている。  知っていて損はないかもしれないが、自分が使うボキャブラリーではないなと思う。

NetFrontをUDMHとMaxxを使ってPalm TXで動かしたときにフォントがやけに大きいなと思っていたのだが、操作法を知らないだけでした。

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このボタンを押すと画面サイズが調整されるのでした。

と言うわけでNetFront,Palm TX上で爆走中

 水泳

去年子供に喘息の気がある、という健康診断の結果を受けて気管支系を丈夫にしようという目的で水泳に通わせ始めた。

2-3歳のころからYMCAのプログラムに入れていたので、まったくのかなづちである自分に比べれば十分に泳げるのだが、今回通わせているのはいわゆるスウィミングクラブで競泳選手の育成を第一のプライオリティに挙げているクラブだ。

 そこで、「競泳はやりません、体を鍛えるだけ」という実にわがままなスタンスで泳がせてもらっている。

 ジプシー集団というかなんというか、特定の場所を持たず、付近の学校のプールなどを借りて練習しているクラブなのだが、 そこは大学の町、ミシガン州アンアーバー。 恵まれた環境がそろっている。

 普通の中学以上にはほとんど室内プールの設備が整っているので、場所に不自由はしていない模様。 ただし予定がすぐ変更になり、その日のホットラインに電話しないと当日の練習場所が確定しないことが日常茶飯事だ。 

そんな中、最近はミシガン大学の競技用の施設で泳ぐ機会が多くなっている。 100メートルのプールと隣に深ーい飛び込み用プールのある本格的な施設で、本当にこの大学はお金があるなあ、と思い、また、そんな施設を部外者でも安価に利用できる社会の豊かさを感じてしまうのだ。

しかし良く見ていると、泳いでいる少年少女たちは白人かアジア系で、黒人が一人もいない。 このデモグラフィックの落差は何を意味しているのだろう。 よくよく考えてみると、リトルリーグでもインフィールドサッカーでもこの傾向は同じだ。 もしかしたらバスケットとかフットボールに流れているのかな。

アンアーバーのパイオニア高校には日本から留学しているSK君という水泳の選手がいる。 

彼の活躍でパイオニアは一気に水泳の成績がトップクラスに躍り出た。 父君の仕事の関係でこちらに来たのだが、本人は家族が日本に帰っても米国に残り、そのままこちらの大学に進学するらしい。 アスリーツの特待生という事で、やっぱり芸は身を助けるのだ。

サッカー、バイオリン、野球、水泳とそつなくこなしている子供はもしかしたら器用貧乏で大成するものが何もない?という事にもなりかねない。 バイオリンはバッハダブルができるまで、と言っていた当初の目的は達してしまったのだが、欲はでてくるもので、本人が嫌になったと言っても親の権限で高校卒業するまでは続けさせよう、と女房とは合意が取れているのだが、 さて水泳は。

一つのけじめはLife Guardのライセンスの取得というゴールがあるそうで、 そうするとやはり高校卒業までは続けなければならなくなる?

とにかく本人は全部やりたい、やりたくないのは勉強だけ、というスタンスなのだが、日本人の補習校は何とが小学生の分だけでも終了させれば、あとはこだわらないつもりではあるのだが、アジア系が米国社会で生き抜いていくためには学力が一つの鍵となるはずなので、勉強しなくても良いよ、とは

やっぱりいえない