Windows 10にアップデートしたら一部アプリケーション(サンダーバード)のフォントがにじむ・ぼやける・溶ける という話

Windows 10へのアップデートはつつがなく終了。 驚いたのはVistaが搭載されていた古ーいノートブックパソコンでも難なくアップデートできてしまったということ。 2年前に組んだデスクトップは全く問題なくアップグレード終了、
と思ったら、 メールクライエントとして長く使わしてもらっているサンダーバードの画面が変だ。 テキストがにじんでいる。

そこでBlur TextとかImage fuzzyとかでグーグル検索をしてみたら、でてくるはでてくるは。  でもたいていの記事はWindows画面のスケーリングを100パーセントにもどせ、だとか,サンダーバードのこんふぃぐにCSSファイルを追加しろだとか、 ようするに画面の解像度と表示フォントのからみの問題としてとらえている。

これかな?と思ったのはThunderbirdのオプション設定においてgfx.direct2d.disabledというパラメーターをTrueに設定する、というもの。 詳細手順はここに詳しい。

でもやっぱり治らない。

自分が直面した問題は 最初はきれいな表示になっていても、数秒そのままにしておくと、文字フォントがどんどんにじんでいってしまう、というもの。 目の前で文字が溶けていく、というか なんだか余計な処理がはじまっているかんじなのだ。

で、やっと見つけたのがこの記事

この記事はAMDのグラフィックスカードの3D機能のモフォロジカルアンチアライアス(MLAA)なる機能が悪さをしているので、これをオフにしようね、というもの。 で、自分のマシンのスペックをみてみれば、 Intelの6400というグラフィックスチップなのだった。 が、 解決法は同じで、3D処理の部分のコンサーバティブモーフォロジカルアンチアライアスの(CMLAA)設定をオフにしてみたら解決。 何かコンサーバティブ(保守的)なものか さっぱりわからぬ。
1.Windows 10の画面を右クリックし、”グラフィックス・プロパティ”を選択
2.3D設定を選び、 CMLAAの設定をオフにする。

これって、おそらくゲーム用のグラフィックスをスムーズにみせるためのロジックなんだろうが、メールアプリには必要ない。

どうもWindows 10にアップグレードしたときに、インストーラが気をきかして? 最新のグラフィックスドライバーを導入したみたいだ。 サンダーバードほどではないにせよ、 エッジブラウザにも影響がでているような感じだった。