Connectivity

ハワイ島のホテルはそれなりのホテルだったので、 全室Wifi の設備が入っていてインターネット環境は万全だった。 1週間で35ドルの料金を払えば使い放題で、 こんなリゾートでなぜネット接続しなけりゃならんのかと思わなくもなかったが、レストランとかアトラクションの予約もできるので便利なことはたしかである。

オアフの方は3人まとめて1週間390ドルという格安のホテルだったのでそういう設備は何もなかった。(エアコンなしで200ドル台、という部屋もあったがさすがにスキップ) ロビーに10分1ドルで使用できるパソコンが置いてあるのみ。が、ホテル街のど真ん中である。 探してみると、アクセスポイントが何箇所でも発見できる。 

要はとなりの豪華ホテル群のアクセスポイントの信号が(感度は悪いが)届いているわけで、 これを使わしてもらって接続できた。(場所とか位置とか色々動かして信号感度を良くしなければならないという不便さはあった。) というわけで、観光地でもWifiさえあればネット接続が可能、ということがわかった。

 

自分が今住んでいるアンアーバーでもカウンティ全体をWifiのブランケットで接続可能にしようというプロジェクトが構想されている。 大学の町なので、こういう動きはたぶん米国の他の地域に比べても早いほうだろう。  いつになるかはわからぬが、それならば携帯のキャリアーで接続するなんて話は一時的な話で、最終的にはWifiだけでどこでも接続できるようになるのだ。

700pは買わないぞ! (と結局これを自分に言い聞かせたかったのだった)

 サーフィン初体験

いや、子供が体験したということで親は、ただみておりました。

ワイキキの浜辺を歩くと、否が応でもサーフィンをしている輩が目に留まる。 子供は沖にぷかぷか浮いているサーファーをじっとながめて興味津々、といった風情。  トレーニングのクラスがあったら受けさせてあげたいねえ、という話になった。

消防士のグループが開催しているレッスンがある、と教えてもらって早速インターネットで調べ電話をして話を聞いた。 12歳以下はプライベートレッスンになるという。 ワイキキから車で30分くらいのところの浜辺で練習し、2時間で立てるようになるという。 え、2時間で立てるようになるの?「地上でうつぶせ状態から5秒以内で立つ能力があれば、最初のレッスンで立てるようになります。」 

バイオリンキャンプが終わる日の翌日に予約を入れた。 さすがはハワイ、レッスンは英語が良いのか日本語が良いか、と聞かれた。 日焼け止めと水、着替えとタオルは自分でもってくるように、他の道具はすべて貸してくれるとの事。

朝、所定の時間に大型バンでホテルからピックアップされ、 ワイキキを離れH1を西へ30分。 キャンプ地にもなっている浜辺についた。 生徒は総勢10数名。グループレッスンでもインストラクター1名に生徒が3名という具合だ。 プライベートレッスンを受けるのは10歳の息子と11歳の男の子。グループレッスンは日本語を6名ほど。 英語が7~8人。 過去にサーフィンの経験があるもの約4名。

浜辺で45分の講習。

いわく

1. サーフィンで一番大変なのは立てることではなく、パドリングすること。90%の時間はこれをやっている。 そうかボードを漕いで沖にでなくちゃ始まるものも始まらないよなあ。<=その辺からわかっていないお父さん。

2.というわけで、ボードへのうつぶせ方と、基本的なパドリングの方法、波を乗り越えるときの姿勢などを講習。

3.たぶん海へ出たら100パーセント忘れるだろうけど一応、ということでうつぶせになった姿勢から立つまでの考え方を講習。

4.セーフティ、 他人のボードに轢かれそうになったときの逃げ方。(潜れ!)

5.波乗りできたからといって、砂浜に着地しないように (こける)

6.チャンネルと言って、潮が沖のほうに流れている場所があります。 砂浜にむかうのではなく、砂浜と平行に泳いでチャンネルから抜け出ること。 ハワイでも毎年10名くらい亡くなっています。

 息子の話によると、消防士といっても、インストラクターはほとんどレスキュー隊員のようで、こういう話は現実味がある。

講習の後はグループにわかれて、パドリングの練習と立つ練習を砂浜で5分ほどやったら、 

「さあ、そろそろ海にはいりますよー」って、 そんなもんでいいの? 

息子も「あーどきどきするなあ」と言いながら10フィートのボードをずるずるひっぱりながら海に入っていった。

沖までボードを漕いで行き、インストラクターに手伝ってもらって向きを変え、波を待ち、 インストラクターの合図で波にのるべく漕ぎ出し、 さあそろそろ立つかな?

後でそのときの心境を聞いたら ”Here I come, All or nothing” さあ来たぞ、いちかばちか”と思ったそうで。

あっさり立ってしまった。 そのまま手を水平にのばして、海岸から10メートルくらいのところまで乗ってきて、飛び降りた。 最初から成功。

こんなに簡単なんか?と思ったがそうでもないらしく、最初から立てているのは息子の他は経験者くらいだ。 だが、2-3回やったら、11歳の子も立てるようになり、そのうちティーンの女の子たちもみなたてるようになり、最後には家族連れのお父さんも中年のおばさんも皆一度は立っていた。 そのたてるようになる順番というのがほぼ年齢順になっている、 年の差とというのはおそろしいものだ。 それにかなり疲れるらしく、年配の方から時間を待たずに上がってくる。

息子のほうは、1時間たっぷり波のりを楽しんでいたが、最後のほうはさすがに疲れてきたのか、沖に漕ぎ出すのにインストラクターの足に自分のボードをひっかけてもらい、 当人はちゅこんとボードの上に座って冗談を言っているのだ。 父親のほうはもうちょっとまじめにやれよ、と思いながら海岸でE-500を構えながら写真を撮っていたが、150ミリ(35ミリフィルム換算で300ミリ) の望遠でも小さくしか写らない。 主催者側に専任のカメラマンがいて、大きな望遠レンズのDSLRでばちばち写真を撮っていたので、結局彼からCDを買うことにした。 うーんこういうことならビデオカメラを持ってくるんだった。

 You have a big mouth!

バイオリンの英才教育で名をはせた某メソッドの総本山は松本にあるらしいのだが、この教室はアメリカでも結構大きな流れになっていて、自分の息子も習い始めてもう5年になったのだ。 毎年、全米のあちこちで開催されるサマーキャンプにジプシーのように参加してきた。 大学の寮を宿泊施設として使ったりして、安あがりの休暇と思えば親子3人が車に荷物を積み込んで2日かけて目的地まで運転していくことにもそれほど抵抗はなかった。 (ティーンになれば一人で参加だが、年端がいかないと親がくっついていく) 今年は先生にそそのかされて、ハワイまで出かけてしまったのだ。 ハワイという土地柄のせいか、 本人にとっては非常に楽しいキャンプだったようだ。 場所によってはついてくる母親の目がみな三角になっていて大変な雰囲気になっているところもあるが、 息子はそういうところには2度と行くとは言わない。 あくまでも「友達をつくる」のが第一目標になっているわけで、今回も冗談を連発してクラスの雰囲気を盛り上げるのに一役かっていた。 

グループレッスンで息子のような道化がいると、それに対する周囲の反応は2つに分かれる。

1. いっしょにけたけた笑い始める子供たち

2. しらけた目で眺める子供たち。

今回は2日目にして「結構真剣に弾いてるね、いい音出てるし、将来が楽しみだね。」とうわさしていた1歳年下の白人の女の子がきつい目で見ていると思っていたら、息子が先生にジョークをかまして笑わせたところで、”You have a big mouth!” と一喝した。 そんなことで引き下がる息子ではなく、 ”Yes I do.”と大きく笑ってすましてしまった。 

そのあと、二人でひそひそ話していたが、クラスが終わるころには談笑していた。  うーん、そのテクニック、父親も習得したいぞ。

最終日に息子と、友達になった母子を車に乗せてホテルに帰ってきたら、地元のミュージシャンがロビーでギターやベースやウクレレを持ち出してハワイアンを演奏しているところだった。 子供たちをおいて女房と二人、2ブロック先のWaikiki Banyanという他のホテルの下にある駐車場まで車を置きにいき、 戻ってきたら不思議な光景が展開されていた。

ミュージシャン達の輪の中に、息子ともう一人がバイオリンを構えて並んで座り、ハワイアンを演奏している(しようとしている、といったほうが正確か)  その輪の中で、 一人ご婦人がフラダンスを踊っている。 

聞いたら息子たちのバイオリンケースを見たベースのおっさんが「Jam up しようぜ」と誘ってくれたからやってる、だと。

さすがに鈴木の子供たちである。 すくなくとも雑音にはなっていない。 (と思うのは親の贔屓目か)

それにしても驚いたのは、そのご婦人のフラダンスである。普段着で踊っていたのだが、 実に格調が高いのだ。フラダンスに品がある、という言い方ができるとは思わなかったが、ショーで見る踊りとは一味違うのである。 さぞ高名なお方なのではあるまいかと思ったが、 みなに話しかけられ、言葉を交わすことができなかった。 残念。

 ハワイで見た、へんなT-shirt

どうも日本語を書いたT-shirtがはやっているみたいだ。 一時アメリカのどこに行っても”一番”と書いたT-Shirtsを着て闊歩している人種がいたが、 そのながれか。 ただ書いてある言葉がまともじゃない。

馬鹿たれ

気違い

血系

最初の2枚は顔は日本人だが日本語は喋らない日系4世か5世あたりの若者が着ていた。

ねぇ君、意味がわかって着ているの?としゃしゃり出るのはおじんの余計なお世話というものか。

最後の血系となると意味不明。 何なんだ? 

レストランで給仕をしてくれたアジア系のウエイターが、日本語と英語を即座に切り替えながら喋っている息子をみて

「うらやましい。自分は4th Generationなんだけど英語しか喋れない。」 と言ったので、 「どこの国なの?」と聞いたら「ほとんど中国、ちょっぴりハワイの血も混じっている」と答えてくれた。

日系でも2世、あるいは3世の方たちは、当時の世相を反映して、親が意識的に日本語を教えなかった・家でも子供たちの前では喋らなかった人たちが多いと聞く。 その子供たち(4世以降)が、自分のアイデンティティに目覚める過程で日本に興味を持ち、日本語を勉強して喋れるようになり、日本語がまったくわからない親達の日本人との会話を手助けしている、などという光景も目にしたりする。

我が家は家庭では日本語で通し、土曜日は補修校に通わせて子供の日本語を維持しようと努力はしている。が、 いったん外に出るとすべて英語の世界になってしまうので、本人は英語の方が楽なようだ。

日本人の家庭でも兄弟げんか、姉妹げんかは英語になってしまい、両親のほうがけんかの原因と、その進行状況がよくわからず、「あんたたち、日本語でけんかしなさい!」と怒鳴る、などというのは良く聞く話だ。

ただ、だからといって、「うちの子供はバイリンガル」と喜ぶのも早計で、一番まずいパターンは、英語も日本語もきちんと理解できない・喋れない中途半端な言語能力が形成されてしまうこと。

英語のほうは、両親よりは発音が良いのは確実だが、ではそれより深いところでネイティブ並みに話しているか、理解はきちんとできているのか、という懸念は常に持っている。 「彼は大丈夫」と学校の先生には言われてきたが、  小学生5年となって、算数もただの計算ではなく、応用問題を解くようになってきたのだが、これの理解度がちょっと?の光景が最近英語でも日本語でも出るようになってきて、我と女房はマイルドなパニック状態になりつつある。 積極的にインボルブして手助けしないといけないと思うしタイミング的には今しかない。  当の本人はGoing my wayなのであるが。

Royal hawaiian Luau

Royal Hawaiianといえば、ワイキキビーチに面し、カメハメハ大王の宮殿だったと言う、由緒正しい建物で、今は隣に大きなホテルがいくつも建って、窮屈そうだが、昔の写真を見ると他には何にもない浜辺にピンクの建築で威容を誇っていた、由緒あるホテルなのだ。(と、ハワイに着いてから知った。)

我らがとまったのは、1週間390ドルという格安のホテルだったが、こちらのほうは一泊でそれくらいかかりそうだ。 歩いていける距離だったので、

ここでやるルアウに行ってきた。 ルアウというのは踊りを見ながら食事をするという、まあパーティなのだが、4人くらいのきれいどころのダンサーがフラを踊りだしたら、息子の目が腰のあたりに釘付けだ。

「ねえパパ、あれパンツはいてないんじゃないの?ブラジャーしてないんじゃないの?」 

「あ、やっぱりつけてた。」

お前は何をみとるんじゃい。

プログラムが進み、火踊りも終わり、最後に定番の、踊り子がお客をさそって舞台で一緒に踊るという場面になって、フラの女の子に後ろからがっしり肩をつかまれてしまった。 最初はいやだといったが「私の顔をつぶさないで!」の一言に降伏。 強い女性に弱いお父さん。

舞台にのぼって、たこ踊りを一席。

女房はげらげら笑ってビデオを撮っていたが、息子のほうはかなり恥ずかしかったみたい。

終了後フラのおねえさんと記念撮影。 息子が前に廻りこんだら、お姉さんのつけてたココの実のブラに後頭部をコツンとぶつけた。 ”Ouch! It hurts” と頭をかかえ、お姉さん大笑い。

今回ハワイで、一番重宝したPalmアプリケーションはMapopolisというGPSとの連携も可能なマップソフトだった。 BlueToothのGPS受信機とTXの組み合わせで、簡単なナビゲーションシステムを構築して自分がレンタカーを運転している間、女房がTXを見ながら指示をするという形態で使った。 Manopolisのビジネスモデルが、マップソフトは無料で供給するが、 地図は必要に応じてネットから有料でダウンロードしてくる、 ということで、今回はハワイのマップデータを前もってダウンロードしておいたのだ。 GPSとの連携では現在位置が常に把握できて、大変便利だった。前の日に充電するのを忘れ、TXの電池容量が低下した際、 BlueToothを切断し、 現在位置と目的場所のアドレスだけを入力してルートを作成させ、 それを追いながら走るということもやってみたが、これも結構有効だった。

観光名所へのルート作りはもちろんだったが、 ワイキキについて、とりあえず必要となって、マッピングして出かけたのはダイエーだ。 とにかく、キッチンに食器類も部屋に用意してある格安ホテル、(というか、コンドーだな、これ) 食べるのにもいつも外食ではお金がもったいないので、まずは買い出しなのだ。 3日目には地元の人に教えてもらって会員制のMarukaiというマーケットで買出しをした。 (1週間しかいない、と言ったら無料で期限付きのテンポラリーカードを作ってくれた。) 

観光地で食事の用意をするんじゃあ、家にいるのと同じじゃないか、という批判もあろうが、毎日3食全部外食では胃もくたびれるというもの。 

ところでスパムむすび、というハワイのおむすびは結構いける。

 MyKbdとFitalyの入れ比べ

ハワイに行くのにマイレージをかき集めて使ったので、当然というか、デトロイトからの直行便ではなく、LA経由の長い飛行機の旅になった。 途中で本を読むのもいやになってきたので、TXを出していじっているうちにMykbdの入力で実際どのくらいの速度が出ているかFitalyと比べてみようと思い立った。 とにかく時間はたっぷりあるのだ。 Fitalyについてくる入力練習用のFitalyLetrisで英語の定型分の入力を2回づつやってみた。 

結果 Mykbdは27wpm, Fitalyは22wpm. まあFitalyは最近ほとんど使わなくなったのでこんなものかも。 ついでにGrafity2の入力は17wpmだった。 Grafity2は自分の場合、tの入力でまだ筆順がおかしくなってしまうことがある。 Grafiti1だったら20wpmは行くかな?

それにしてもFitalyで50wpmを叩きだせるという人がいるらしい(fitalyのHomePageに書いてある)というのはどういうことなんだろう。  自分はパソコンのキーボードならブラインドで70以上は行ってるはずだが、Pick and Peckで50というのはすごい集中力だと思う。。

自分は、ソフトキーボードのほうがGrafiti入力よりもスピードが速いが、ストレスの面ではおそらくGrafitiのほうが頭に優しいと思っている。 ソフトキーボードではブラインド入力が不可能なので、いつもキーボードを眺めていることになる。 入力を確認するために入力フィールドを見て、また視線をキーボードに戻す、つまり視線が行ったりきたりするので疲れてしまうらしい。 Grafitiならば視線は入力フィールドに固定されていて、入力セルに戻ることがほとんどない、つまりブラインド入力ができている。 多分この違いだと思う。

もっとやってみようかと思ったが、女房に取られてづっとBejeweldでバッテリーを消費された。 子供のほうは親が遊んでいると言うのにDSは1時間しか遊ばせてもらえずブーブー言っていた。 

NorthWest(ミシガンの人間はみなNorthWorstと揶揄するが)は去年の暮れに破産申告をした後、国内線コーチクラスのスナック、食事の類はすべて有料になったのだった。 無料なのはジュースやソフトドリンクだけなのだが、そのせいか、飲み物サービスでは気前良く缶を丸ごと置いていく。

一度くらいは家族でビジネス・ファーストクラスを使って旅行してみたいモンです。

ヘリコプターに乗る

ハワイ島ではヘリコプターツアーを申し込んだ。 ツアーは、北西部の海岸沿いの渓谷部のツアー、 南部のキラウエアの火山の上を飛ぶツアー、 その二つをあわせたツアーの3種類あって、それぞれ値段が185ドル、190ドル、390ドルである。 時間は最初の二つが1時間、3番目が2時間ということで、 ドレを選ぶかと聞かれて2時間トイレをがまんするのは大変かもしれない、 と1番目の渓谷部のツアーを申し込んだ。 ホテルでピックアップされてヘリパッドへ。 

ついたら、 「同じ値段で両方が見られるツアーにアップグレードしました。いやならいいですけど」という。 一人頭190ドル、親子3人で570ドルのセービングを見逃す手はない、と貧乏人根性丸出しでトイレの心配もものかわ、 「いきます!」と返事をしてしまった。

要はこういうことだ。 このヘリコプターは6人のり。 同じ時間にフルツアーを申し込んだお客が後3名。 ヘリを2機飛ばすより、1機飛ばしたほうが採算があうのだ。

ヘリコプターに乗るのは初めての経験だった。音がうるさいと思っていたのだが、各自渡されるヘッドセットがBoseのノイズキャンセレーションがついていて、ほとんど感じない。たてゆれはまったく無い代わりに横にゆらゆら揺れる。4歳くらいまでの子供は良い気持ちになって寝込んでしまうことがよくあるそうだ。 パイロットが非常にゆっくりしゃべる人で、余計眠たくなる。

キラウエアのまだ活動している噴火口の真上をホバリングした。赤い溶岩が煮えくり返っているのが見える。ここで落ちたら地獄の8丁目、という感じ、そこをヘリコプタが姿勢を横に傾けながら、2回三回と旋回する。

自分としてはコーストラインと渓谷が圧巻だった。 右も左も崖、という川をさかのぼっていくのだが、四方八方みどりの壁に囲まれる中、あちらこちらに高さ数十メートルの滝が見えるのだ。ヘリコプターのローターが今にも山肌に接触するような錯覚に陥るくらいに中に入っていくのだ。

トイレの心配は全然必要なかった。

 ハワイに家族で行ってきた。

というわけで休暇から帰ってきた。

正直言うとハワイというのはなんとなく馬鹿にしていた。 今回も息子のバイオリンキャンプという口実がなかったら行かなかったろう。ミシガンからだと日本からよりも遠くなるし。 でも一度も行ったことないのに先入観でものをいってはいけないのだ。

そんなきっかけだったから行ったところもハワイ島とオアフ島だけだったが、 実際に行ってみたらなかなかどうして。 

青い空

広い海

木陰に吹き込むそよ風

どうも陳腐だが魅力の原点は上の3点なんだと思う。

熱帯にある島だから暑いと思っていたのだが、ハワイ島は気候に富んでいるし、オアフにしたって今のミシガンの方が蒸し暑いじゃん。

自分の認識の間違いを素直に認めることにします。

と言うわけで以後もハワイねたがボツボツ出ます。