縁台将棋

Kurnik.orgというところでネット将棋をさしているのだが、将棋24とちがってプレーヤーも少なく、チャットするとすぐに皆友達になれる(ポーランドとかロシアの人たち、英語のできない人もいますが喋る人も多く、 また彼らの英語力もわれわれとどっこいどっこいなので結構楽しい) 

今のところは 強い人もそんなにいないので縁台将棋の雰囲気である。

定跡からあっという間に外れる将棋が多い 自分が後手。

ここで角道を通してきた。 ハメ手か? 嵌め手なのか? 通されたからには乱戦は必然。

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ただあまり激しい将棋は得意ではない。 このように飛車と角が飛び交う将棋はどこでこけるかわからないのであまり指したくない、というのが本音。 でもここまでやられたら行くしかないでしょ。 この後 △8五歩 ▲7七角! そうか、そこまでやるか。

△同角成 ▲同 桂 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7五角

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△7六飛 ▲5三角成 △7七飛成 ▲7八銀 △5七龍 ▲5八飛 △同 龍 ▲同金左 △5六飛

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この飛車打ちは5四飛車と合せるのなら手順に馬を一歩下げてもらって、それからじっくり考えよう、なんて訳のわからんことを考えていたのだった(6五歩の時点で頭に血が上っている)のが、すなおに7五に下がってくれたので

▲7五馬 △6六桂

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この桂馬を馬で取って5三の地点に飛車を打たれてまだ大変か、と思ったのだが(だったら指すな)がある。 ここからすいすいと こちらの思惑通りに進んで王手馬取り。

▲6七銀 △5八桂成 ▲同 金 △8六角

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▲同 馬 △同 飛 ▲4八玉 △7五角 ▲3八玉 △8九飛成

4八玉で7七角と打っても、次の8九飛成りが王手になるので、角が成り込めない。 よって王様を逃げたが、こちらも5三に何かを打ち込まれるのがいやなので、王手しながらこの地点を守る7五角打ち、 次に飛車を成って この局面。

角をどっかによけてくれ、とばかり7六歩と打ってきた。 

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ぜんぜん予想していない手だったので、思わず固まり、あせって 30秒ほど考えていた。 でももう一度よく盤面を見れば先手玉すでに詰んでいるのだった。 なんだかよ。

ペーパー三段のこの私、実力は うーん、何級でしょう。 (爆)

後で見ると楽勝の譜というか手合い違いなのだが、 実際に指しているときには

それはもう疲れました ^_^;

 

イースターの休みにWilliamsburgとWashington DCを旅行してきた。 DCではアーリントン墓地のケネディの墓を見て、それから硫黄島モニュメントを見るために車で移動したのだが、 ハイウェイのすぐ脇に、あの旗を立てている兵士達の姿が見えているのにどこで降りてどう行けばよいのか判らず、うろうろ。 都会の運転は不慣れな、女房が手に汗握って運転しながら 「どっち行けばいいのォー」と叫んでも男二人はすぐ他の事に気をとられてしまう。

「パパ、ヘリコプターが3機も飛んでいるよ。」

「おお、あれはAir force Oneだな、 大統領が乗っているんだぞ。」

「でも何で3機も飛んでいるのよ。」

「テロリストが狙ったときに、どれを墜とせばよいのかわからないようにしてるんだと思うぞ。」

「… 3機とも墜とせばいいじゃん。」

「…..そうだな。」

「(怒) だれか、ナビをせんかイ」

「あ、はいはい、そこを左に曲がると良いかも。」

結局、像を目撃してから現場に到着するまで10分以上かかりました。