Palm TX の利点と思ったのはWifiでHotsyncができることなのだが、 PalmのKnowledgeBaseサイトの記事によると、このときWindowsのファイアウォールは停止させてくれと書いてある。 確かにファイアウォールが動いたままだとパームは母艦を認識できない。
かといって、ファイアウォールを落としっぱなしというのも気持ちが悪いので、ホットシンクをかけるたびに、Windowsの設定を変えていたのだが、これではせっかくの便利さが生かされない。
ここまでは以前にも書いた。
気になっていたので、今回ググってみた。 キーワードは
palm TX hotsync wifi firewall
といったところ。
一般的なアプローチとしてはファイアウォールが問題でコンピューター間のアクセスができない場合、ファイアウォールのログを見て拒否されているポートを開けてやればよい、 ということなんだが、自分の使っているTrendMicroのファイアウォールはログ機能があったっけ?
記事の一覧の中にドイツ語で Port 14237という記述を見つけた。が、本文のほうは判読不能。 そこで
Palm firewall hotsync port 14237
でググりなおすと、
”TCPとUCPのポート14237-14238を許可し云々” という英語の記述にぶちあたった。 (Brighthandと1srcの両方に同じような投稿記事があった。)
そこで、母艦のファイアウォールの設定タブを開き、port 14237-14238のアクセスを許可、ただし、念のためIPアドレスもローカル192.168.1.100-110に限定した。
これで、Palm TXのほうからホットシンクさせてみると
“ピロリー” と例の音がして、めでたく成功。
TXのほうは、ネットワークによるのホットシンクの設定を一度やっておけば母艦の情報は覚えておいてくれるので、後はシルクボタン一発の起動になる。