Rom Toolは夢か?

DmitryGRのカスタムロムだが、賞賛の声ばかりではなく、物議をかもしている部分もある。  

まず、NetFront、DriveModeという他のPalm機に実装されているアプリを吸い出して同梱していることに対する倫理的な疑問。  Dmitryの調査によれば、Clieを持って入れば他のPalmでもNetFrontを使うことはOK, PalmOneのデバイスを持っていれば他のPalm機でDriveMode、VoiceRecorderを使うことはOK.  ということなんだそうだ(本当か?)が、それではClieを持っていない人間はDmitryのカスタムROMは使えない、 ということになる。  

そしてCustomRomの作り方という他スレッドで立てられた議論の中での言葉のやりとりが、 「Dmitry、てめえ自分がええかっこしたいばっかりにパッケージ配布をして、肝心のRomToolを公開しないのはゆるせん。TreoのRomtoolを見よ、何も秘密にしないで公開しているから、Treoユーザーは好き勝手なことができるやんけ。 てめえは自分を恥とおもわんのか。」 「自分の作ったツールを公開するかどうかは自分の勝手や。 ほっといてんか。」 という具合にエスカレートし、 「まあまあ、DmitryのPalmへの貢献は誰も否定できないし、ここは事を荒立てる板ではございません。 」などとなだめ役が現れる始末。

ま、皆さんTX用のRomToolが欲しいのはご同様であるのだが、Dmitryいわく「今回のCustomRomはROMの一部分だけしか書き換えしておらず、 他の部分にあるアプリを消してくれとかいわれると、少しトリッキーになってくるので、検討が必要」との事。 つまり彼の作ったRomtoolはいわゆる玄人の仕事道具。そのままでは非常に危険なものなので、Romの内容までしっかり決めてパッケージ配布するのが安全だという考えも当然あるわけだ。

中には 「アプリケーションを全部Romから外してしまえばよい。 128メガバイトのフラッシュRAMがあるのだから、欲しいアプリはすべてRAMに移動させればDBCacheは大きく取れるでしょ。」という意見もあるのだが、これはTreoにおいて、JaponのフォントリソースをRomに押し込めることでDBCacheが増えたという報告とは相反するなあ。

日本語ROMに陽が当たるまで道は長そうだ。