日本との電話会議が長引いて帰宅が10時になった。 夜道を車で走っていると久しぶりの星空が広がる。 あれはオリオン、と星座の名前がわかるようになったのは子供と一緒にプラネタリュームで覚えたからだ。 自然と親しむことを忘れていたが、 子育てを通してキャンプをしたり、 自分の感性の地平線が広がったような気がする。
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ミシガン州は三方を五大湖に囲まれており、この五大湖はいずれも対岸が
見えないほどの巨大な湖だ。西岸はミシガン湖にめんしており、ここのMuskegonというリゾート地には第二次世界大戦当時、日本近海で作戦展開したSilverSidesという潜水艦が保存されている。
息子のカブスカウトでこの潜水艦の内部に一泊するというキャンプがあり、付き添いで行ってきた。
http://www.silversides.org/index.html
一番最初に目につくのが艦橋部分に書かれた日の丸と日章旗の数。 撃沈した船舶数と被害を与えた船舶数の分だけマークがついている。
ちなみに日章旗は軍艦、日の丸は輸送船などの一般船ということだ。 内部にさらに詳しい資料があったが、この一般船とは輸送船、タンカー、それに漁船などが入っている。 とにかく日本の船なら無差別に攻撃したらしい。 この乗組員80余名のために何人の日本人が死んだかを考えると60年前の事とはいえ、平常心ではいられない。
息子は「そんなの卑怯じゃないか」と他の子たちの前で叫んだ。(よしよし) でもこれが戦争の現実だ。
その他、撃墜されたパイロットの救出なども行ったらしい。
潜水艦は水路に停泊しているが、その付近に売店や資料館がある。別の潜水艦の艦橋部分と魚雷などが陸上に展示されており、子供たちは4人くらいが魚雷にまたがり、はしゃいでいる。(お前ら魚雷4勇士か?)
艦内のツアーがあり、 この艦を使って作成されたハリウッド映画(BELOW)の一部をモニターで映し出したりしたので臨場感が増す。
子供たちは乗組員の居住区の3層のバンクベッドで寝、 親たちは士官用の居住区で寝る。
ちなみに第2次世界大戦で生還できなかった米国潜水艦の総数52隻、4000人余りの米国軍人が海底に沈んでいったと言うが、その犠牲の上にそれの何倍もの人間が海の藻屑と消えていったのも確実だ。
スポーツの試合には米国国歌がかかせない。
で、なぜクリーブランドに宿泊したかというと子供のインドアサッカーのナショナルトーナメントがあったからで、日曜日の昼には出発できるかと思っていたら、コーチと親たちの予測に反して子供たちが勝ちまくり、Divisionの最終戦まで残ってしまった。 チャンピオンを決める最終戦では今までと違ってしっかり星条旗よ永遠なれが演奏された(録音だったけど)。 このとき全員起立となり、本来は胸に手を当てるような格好になるのだが、自分と女房は日本国民である。 敬意を表して起立はするが、忠誠は誓わないので、手はなんとなく後ろに組んだりする。 が、息子は日本国籍と米国籍の二重国籍者だ。 (日本は親の国籍で決めるが、米国は生まれた場所で決めるので米国で生まれると両方の国籍になるのだ) フィールドの真ん中にチームと一列になり、ひとりだけオリエンタル顔が神妙に直立不動なのだ。
荒川しずかが、君が代を最初から最後まで歌いきったというのはこちらの新聞にも(好意的に)載っていたし、大きな日本国旗をもってスケートリンクを滑った写真も載っていた。 日本人としてちょっぴり誇りに思ったのは多分こちらに長くすんでいるうちに子供のころから刷り込まれた日本国旗・君が代に対するアレルギーがなくなったからだろう。 米国はガソリンスタンドにも会社の庭にもいたるところに星条旗がはためいている。 多分これはイスラムの国でも同じで、国旗を大事にしない国は日本くらいしかないような気がする。 今の若者がみな荒川のように国歌や国旗に対してのアレルギーがないのであれば、 そんな彼らが国を動かすキャスチングボードを握るとき、今の50代くらいの大人たちよりも、日本を主張できる時代がくるかもしれない。 (少なくとも偽メールで大騒ぎする茶番は起こさないだろう。そんな暇はねえぞ、と外から見ていて思う)
自分でも話の脈絡がよくわからないが(10時間の運転で多分頭の中がショート状態) このインドアサッカー最終戦では残念ながら負けてしまったが、助っ人で借り出された身としては、アシストもしたし、ゴールも入れたし十分活躍できて、2位のメダルももらい、本人は大満足だったはず。
瓢箪から駒のナショナルトーナメント
子供のサッカーチームを監督しているブラジル人のコーチが試合後に「お宅の息子を別のチームでプレーさせたい。 自分が見ているほかのチームのメンバーが足りなくなったので、来月のトーナメント戦だけでいいから参加させてくれないか」
と言ってきた。
聞くとオハイオ州のクリーブランドまで出かけるトーナメントが3月4日/5日に予定されているとの事。
息子は「行きたい!」
というわけでえっちらおっちら行くことになったのだが、、
オーガナイザーからの連絡をもらって驚いた。 このチーム、ミシガン州のトーナメントで勝ち抜いて、今度のクリーブランドは全米20州の代表が集まるナショナルトーナメントだそうな。
プラクティスに出かけた息子が帰ってきて言うことには「あのチームでは僕は下手なほうだ。」 ときっぱり断言。 女房が「そんなチームでそんな場所でプレーさせていいのかしら」と心配し始めた。 もっとも以前サッカーキャンプなどで一緒だった顔見知りのプレーヤーも三人ほどいて、チームにはあっというまに溶け込んでしまったらしいのだが。
本人はそんな母親の心配はお構いなくプレーするだけで楽しいんだから多分それで良いのだ。
チーム競技はバランスだ
今年も息子の冬のサッカー室内リーグが始まった。 前回は全勝優勝してしまったので、格が違うリーグに編入されている。 最初の相手はAnn Arbor10歳以下の最強チーム 4対0で負け、次のチームはアンアーバー10歳以下第2のチーム、5対2で負け。 スイーパーのはずの息子の2得点が唯一のゴールというのだからこれは勝てない。
昨年走り回っていたBが抜けているのも痛い。 連係プレーがうまくできなくなっている。 コーチが息子を交代させない。 息が切れてきて自分から訴えて引っ込めさせてもらっていた。 おまけに30秒ごとに「もう出られるか」と聞いて来るそうだ。 ひとり外れるとみんなおかしくなってくるというチーム競技の難しさ。
昨日は他の子達が盛り上がって前半で早くも3得点を挙げ、その結果、わが子はデフェンスとアシストに専念でき、これはいけるかムードになってきたら、前半終了5分前で会場が停電になり、そのまま試合がキャンセルされてしまった。 うーん残念。 せっかくいいムードになりかけたのに。
Googleに残る記録
息子が母親のいなくなった隙をみてちょっと頼みがあるという。
「インターネットの調べるところにタイプすると残るじゃん?あれをクリアーするにはどうすればよいの?」
Googleで検索すると、検索窓にヒストリーが残る。どうもこれを消去したいと言っているらしい。 なんかまずい言葉を入れたかな? もしかして。
「何を入れた? Sexか、それともDrugか」というと、うっと詰まった。
「ちょっとぼんやりしていたら間違ってSexyって入れちゃったんだよ。」
ぼんやりするとそういうミスタイプをするか?
「いいじゃん、どうせお前のログインなんだからママとパパは見ることができないよ。」
「でてくるだけで嫌なんだよ。お願いだから消して!」
IEの履歴の消し方を教えてあげた。 うって変って 「ぐわははは、これで消し方を覚えたぞ!」って。
おい
愚息、所望の担任を射止める。
夏休みが終わる3,4日前に学校から手紙が来た。 新しい担任の名前を知らせる手紙だ。 ミセス・Kだった。 本人は以前から彼女がいいと言っていたので、希望が通った形になった。 3クラスしかないので、確率は1/3だが、 後の一人は嫌い、もう一人は厳しすぎて、宿題がいっぱいでるから嫌だと言っていた。 女房がどうしてそう思うのかと聞いたら、以下のような話をした。
3年生の最後の日、休み時間がいつもより多くあったので、友達のCを誘って4年生に話を聞いて回ったらしい。 そのインタビューの話を総合した結果、ミセス・Kが良いという結論に達した由。
へんなところに知恵が回る子だ、と女房が嘆息した。
女房、家出する
いつものように家に帰ってガレージドアーをあけたら女房のロデオが無い。 あれ、買い物にでもでかけたかな、でももう7時過ぎだぜ、と思いながら家に入ったらダイニングで息子がさめざめと泣いている。
「おいどうした。」
(ぐっすん)「ママが家出した。」(わーん)
夏休みでずーっと家にいる彼の大きな態度がだんだん我慢できなくなってきていたところに、約束を破って遅くまで外で遊んでいたのを謝りもしないで家に帰ってきたのを見てかっちーんと来たらしい。
携帯で連絡を取りながら父親の自分のサポートも悪かったと謝りながら(何故だ?) 2時間後に無事帰宅。 愚息は2時間後には通常のでかい態度にもどっていたが、父親はひやひや。 幸いな事にいまだに夫婦。
先週1週間は息子のバイオリンキャンプだった。
WisconsinのStevens Pointというところまで出かけてきた。 ここのUniversity of Wisconsinという大学のキャンパスを使った合宿だ。 宿泊は大学の寮。 朝から晩まで音楽漬けになった、とはいうものの、子供はバイオリンの練習は二の次で、本当は友達を作りにきているのだった。
ここ数年、子供のスケジュールで親の休暇が決まっている。 前回はカブスカウトのキャンプ。 今回はバイオリンのキャンプ。
まあ、安上がりに済んでいるからいいか。
カブスカウトのキャンプで日曜から火曜日まで野宿した。
熱波がミシガンを直撃している真っ最中でとてつもなく暑かった。 蚊にくわれなかったのが不幸中の幸い。
息子は水泳のテストでビギナーに振り分けられたが、スイマーでないとボートに一人で乗れないということに気がつき、次の日、自分から進んで再テストを受け、120メートルなんとか泳ぎきってスイマーに昇格させてもらった。にこにこ顔で「Today is my finest day!」などとのたまうと、こちらの親御さんたちみなまあかわいい、とのたまう。実に親の弱みを突いている発言。 最初のテストで手を抜いていたよな、と思うのは本人の親だけなのであった。
ナイフの使い方の講習では今にも手を切りそうな手つきにはらはら。
アーチェリーは2年前と違ってまともに的に当たるようになった。
エアガンの射撃ではライフルを横において、(つまり銃口がとなりを向いてしまい、)とたんに減点1をつけられたが、こういうことを経験しないと銃の扱いはわからないのだろう。 これまた、2年前は1発しかターゲットにあたらなかったのが、今年は全弾命中。
キャンプファイアの火おこしも今年は上級生ということで手伝わされ、ついでに米国旗の掲揚もやらされていた。
カブスカウトは今年でやめることになる。 どうにもやりたいことが多すぎて親のほうが振り回されている。 特に我が家の場合は毎週土曜日に日本人補習校に通っているのがかなり効いている。 勉強とスポーツとSocial involvmentのすべてを両立させるのはなかなか難しい。
