mykbd

Alex Pruss のユーティリティプログラムの紹介をもう一つ。  以前から入力にはTextWareのFitalyを使っていて、作者のほうではPalmの開発は終了しTXのサポートもしてくれないということで、PrussさんのmySkinを経由して何とか使えているものの、代替の入力はないかと色々探していた。 以前Messagease(MES)のことを書いたが、確かに入力のターゲットが大きく、数字とか記号を入れるには便利だが文字によって、タップしたりドラッグしたりの(つまり文字によって入力ルールが異なる)入力方法にはどうもなじめず、またトライアルの結果、入力スピードもFitalyには適わない、ということが判ってきたので、またFitalyに戻していた。 

最近PrussさんががmySkinの上位互換ソフトでmyKbdというのを提供しているのを見つけた。

f:id:A2-living:20060513123522j:image これはキーボードの部分をカスタマイズできるプログラムなのだが、目玉でついてくるのはAtomikという蜂の巣状のキートップをアレンジしたキーボード。 四角いキートップだと、四角の四隅がスタイラスで打つ場合のデッドエリアになるので、六角形にしたほうがキーの密度を上げられるだろう、という思想で作ってあるのだが、レイアウトはIBMのリサーチャーがコンピューター解析で決定したそうで、英語で打つ場合のTheとかCanは、スタイラスをぐりぐりとスライドさせるだけで大丈夫なレイアウトになっている。実験によればFitalyよりも10パーセントほど入力スピードが速くなる、ということだが、個人差があるだろうし、Fitalyは各キートップに8つまでのマクロを定義できるところや、スライドで10個くらいのアプリの履歴を表示させることができるなど、MESやmyKbdにはない特色があるわけで、どちらが性にあっているかは使って見なければわからない。 AtomikはKeyBorad入力画面の置き換えで、、Fitalyは3セル入力画面の置き換え。これを共存させることができちゃうのがmyKbdのすごいところだ。 試用期間が2週間あるのでじっくりトライしてみましょう。

ついでに言うと2週間たって試用期間が過ぎても設定を変更することができなくなるだけでmyKbdの機能が使えなくなるわけではない。 だからTXのコントロールバーの検索アイコンをHomeアイコンに変えたいとか、そのかわりMenuアイコンの長押しで検索マドが出るようにしたいとか、子供の写真を2セル入力画面の背景に貼り付けたい、その後は変更の必要なし、などとだけ思っている人はレジストしなくても使い続けることができる。 PrussさんによればFree Versionへのグレードダウンだそうな。

Off Flush

1src.comを眺めていたらoff flushというユーティティに言及している書き込みがあった。 コンテクストで類推するに、DBCacheToolと同じようにキャッシュをクリア(フラッシュ)するユーティティらしいが、 このプログラムの起動タイミングは電源OFFをトリガーとしている。 つまり電源遮断のシグナルを受けるとキャッシュのクリアを開始する。電源OFFしてポケットに入れてもPalm TXはしばらく動作を続けメモリクリアが終わったら消灯するというしかけ。 なるほど、これならDBcacheToolのようにアプリケーションの切り替え中にクリアが始まって長い間待たなければならないという事態は防げる。

が、このユーティリティ、Life Driveでは問題があるということらしくて作者のAlex Prussは配布をやめている。 1srcのFree Download セクションにユーザーがアップしたバージョンがあったので、早速落としてきて使ってみた。 (1srcのユーザー登録が必要)

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電源offごとにキャッシュをクリアするというのは以外とつぼを押さえたアプローチのようで、普通に使っている限りアプリの切り替えにまったくストレスを感じない。 BlazerとかNetFrontなどの大物アプリの起動が瞬時というのはなかなかいい気分だ。 ただはじめて起動したときにはびっくりした。プログレスバーの変わりに画面の上から徐々に反転していくのが見ようによっては暴走したかと思うわけで、最初に見たときには思わずピンリセットしてしまいました。 と言うわけで、我がTXへの常駐決定。

これでTXのメモリ関係のユーティリティは Uncache,UDMH, Off Flushと、だんだん複雑になってきた。