K.Yairi のVintage Guitar

1981年の春ごろだと思うからもう40年近く前の話になる。 初めて米国の土を踏み、 2か月ほど働いて最初の給料が払われ、当時の金額で大枚500ドルを(為替レートが一ドル220円くらいでしたな)握りしめ真っ先に向かったのは前から目を付けていた町のギターショップだった。  あまり高くなくてもいいからMartinのDシリーズのボディーのギターを購入するつもりだった。  ところが店のマスターは「売らんでもないが、マーチンなんか買うな。」という  350ドルで勧められたのは日本製のギターの K.Yairi。 当時 S.Yairi と K.Yairi という二種類のYairiががあるというくらいは知っていたのだが、 日本にいたころはやはりMartinとかGibsonとかコンポジット材を使ったObationなんかが有名で、アメリカに行ったらアメリカ製を買うつもりだったのに、「悪いことは言わないから、値段も一回り安いし、この日本製を買いなさい。」と言われてしまったわけだ。

というわけで諭されてK.Yairi(Alvarez)を購入した。 時は過ぎ、結婚して子供ができ、その息子が大きくなってギターを弾きたいと言って地下室にしまってあったYairiをひっぱりだしてきた。10年くらいは触ってもいなかったわけで Tune UPに出すように言って、彼がGuitar Centerという最寄りのChain店に持って行った。 息子曰く、 Techが「お、Yairiだ」と言ってfHoleの中を望みこみ、 顔を見上げて、「兄ちゃんこのギターどこで手に入れた? これは掘り出しものだぜ」 と言ったそうな。

預かり証に書き込んてくれた時価評価額が3,900 USドル ずいぶんと中途半端な値段だが、これを聞いた親のほうが驚いた。 息子はホクホクものである。 ギターは初心者のはずだったが、さすがは鈴木チルドレン。 コードも難なく覚え、すでに自分より手練れの様子である。 さすがです。

 

 

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