hp-20b をフラッシュしてみる その3, 遂にwp34sを導入

一度コツを覚えてしまうと、うまくできなかったのは何故なんだろうと思えるくらいに確実にSam-baと接続できるようになってきた。ケーブルセットひとつだけで、非常に重宝する  。 HP15C LEのファームウエアのアップデートも(リリースされるかどうかは判らないが)これで準備は整ったわけだ。

そこで当初の目的であるところのwp34sの導入(hp20b のre-purposing)に踏み切った。

このプロジェクトはsourceforgeで公開されており、誰でもファイルをダウンロードしてくることができる。Zip fileを解凍し、Real というフォルダーの中にあるCalc.binというのがhp20b/30b用のファームウエアでこれをhp20b/30bにフラッシングしてあげると、金融電卓として売られていたハードウエアが科学技術電卓として使えるようになる。

実はフラッシュが終わってからマニュアルを読んでいるのだが

  1. ベースはHP42s
  2. HP16cの整数及びビット処理機能
  3. HP 32SII の分数表示
  4. HP21Sの分布関数
  5. スタックは4レベルと8レベルに設定可能
  6. 単位変換80種類以上、定数50種類以上のカタログ機能
  7. 500ステップのプログラム (+フラッシュバンクに3x500ステップのストレージ)
  8. 速度的にも42Sの50~100倍位でている

 

さらにパソコン上で動くエミュレーターも同梱されており、このエミュレーターと本体との間でデータのやりとりが可能、というマニアが泣いて喜ぶような仕様になっている。 hp20bのハードのポテンシャルで充分ものになったということか。

しかし弱みがあって、それは見栄え。キー設定がほとんど変更になってしまうため、オーバーレイを使ってキー表示するのだが、 Real のフォルダーにある二つのイメージのうち、キートップに表示しないタイプのものをとりあえず紙に印刷し、 キーボードの部分を切り抜いて両面テープで留めてみると下の写真のようになってしまう。

WP34S fisrt shot
30bはTVMを、34sは単位変換カタログ中の温度変換を表示中

hpcalc.orgのエリックさんが裏に接着剤のついたマイラーフィルムに印刷したものを販売しているのでこれを入手しようとしているところである。 キートップに一枚一枚貼り付けて行くというのは想像しただけで気が遠くなるのだが 、 さてどうなることやら

ふとおもったのだが、この電卓の組み立てキットを大人の科学のような体裁で売り出せば売れるかもしれない。

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3 Comments

  1. 日本語でのWP34sフラッシュの詳しい記事、大変参考になります。
    ありがとうございます。
    僕も今丁度gene wrightさんにケーブルを注文したところですので
    このあとWP34sのフラッシュに挑戦してみたいと思います。

  2. コメントありがとうございます。 つい昨日、WP34Sのプロジェクトサイトのほうで、MySamba という、フラッシュ作業を大幅に簡略化できる(かつ、Windows7でも動く)ツールを公開したようです。 次回のリフラッシュに使ってみようと思っています。

  3. Windows7で動くのは助かりますね。
    いちおうXpのPCもあるのですが職場に持って行っているので
    自宅で気楽にフラッシュできるのは助かります!!

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